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Devin は専用の VM ワークスペース上で動作しており、社内パッケージレジストリ、ステージング環境、セルフホスト型サービスなど、社内ネットワーク内のリソースへアクセスする必要が生じる場合があります。開発者と同様に、Devin もクライアント VPN を使用して社内ネットワークに接続できます。

事前準備チェックリスト

VPN アクセスをセットアップする前に、以下を確認してください。
  1. パブリックアクセスの確認
    • これらのサービスがインターネット経由で公開アクセス可能になっていないことを確認します。
    • クラウドでホストされているサービス(例: Gitlab Cloud Package Registry、JFrog Artifactory Cloud)の場合は、通常はアクセストークンだけで足ります。
  2. 認証方法: 認証にはサービスアカウントの利用を推奨します。認証情報は Devin の Secrets 機能を使って安全に保存できます。

OpenVPN のセットアップ

OpenVPN は Devin のワークスペースにあらかじめインストールされています。設定するには、次の手順を実行します。
  1. config.ovpn 設定ファイルを VSCode インスタンスにドラッグ&ドロップして、Devin のワークスペースにアップロードします
VPN Configuration Interface
  1. /etc/systemd/system/openvpn.service ファイルを作成して、OpenVPN をシステムサービスとしてセットアップします。
[Unit]
Description=OpenVPN Client Service
After=network.target

[Service]
ExecStart=/usr/sbin/openvpn --config /path/to/config.ovpn
Restart=always

[Install]
WantedBy=multi-user.target
次に、systemd を再読み込みし、サービスを有効化して起動します。
sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl enable openvpn
sudo systemctl start openvpn
これにより、VPN 接続はシステムによって管理され、障害が発生した場合には自動的に再接続されます。

代替 VPN クライアント

組織で別の VPN ソリューションを利用している場合は:

一般公開されている VPN クライアント

パッケージマネージャー経由でインストールできる Fortinet などのクライアントの場合: FortiClient VPN インストール
  1. 適切なパッケージマネージャーのコマンドを使用して、セットアップ時にクライアントをインストールします:
    sudo apt install forticlient
    
  2. 接続を確立するための起動コマンドを設定します。

プライベート VPN クライアント

Palo Alto GlobalProtect のようにバイナリのインストールが必要なクライアントの場合:
  1. VS Code インスタンスにドラッグ&ドロップして、クライアントのバイナリと証明書を Devin のワークスペースにアップロードします
  2. 次のコマンドでインストールします:
    sudo dpkg -i /path/to/GlobalProtect_deb.deb
    
GlobalProtect VPN インストール
  1. 起動コマンドを設定します:
    globalprotect import-certificate --location /path/to/cert
    
GlobalProtect 証明書インポート